宮古の国際的自営業?
宮古島のHPを見ていて思い出したことがあるので、忘れないうちに。
小学校の頃、家庭訪問で沖縄本島から赴任してきたばかりの若い女教師が
ある生徒の家に訪問したときのこと。
普通通りの家庭訪問も終わりにさしかかり、応対していたお母さんに
「そういえば、ご主人は何をしてらっしゃるんですか?」
「父ちゃんは、仕事でパリに行ってるさー」
「パリ?すごいですねー。いつ頃から行ってらっしゃるの?」
「今日の朝行ったよー」
「まぁ、それでいつお帰りに?」
「もう夕方だから、そろそろ帰るはずさー。」
「??・・。そ、そうなんですか。ずいぶん早い帰国ですね。」
(んなわけないじゃん・・)
「いやー、毎日のことだけど、ちゃんと寄り道しないで帰ってくるからね」
「・・そうですか。。(?)」
そこへ、その父ちゃんが帰宅。
「あー、疲れたー」
農作業道具をかついで、汗まみれの父ちゃん。
そう、宮古でいう
「パリ」とは
「畑」のことなのだ。
うっかり方言で母ちゃんが答えてしまったので、先生はものすごい職業だと思ったのでしょう。。
確かに「パリ」仕事はすごい大変で偉い職業だと思う。
(うちにはパリがなかった・・)
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