宮古の国際的自営業?

りりー

2005年08月18日 17:58

宮古島のHPを見ていて思い出したことがあるので、忘れないうちに。

小学校の頃、家庭訪問で沖縄本島から赴任してきたばかりの若い女教師が
ある生徒の家に訪問したときのこと。

普通通りの家庭訪問も終わりにさしかかり、応対していたお母さんに

「そういえば、ご主人は何をしてらっしゃるんですか?」

「父ちゃんは、仕事でパリに行ってるさー」

「パリ?すごいですねー。いつ頃から行ってらっしゃるの?」

「今日の朝行ったよー」

「まぁ、それでいつお帰りに?」

「もう夕方だから、そろそろ帰るはずさー。」

「??・・。そ、そうなんですか。ずいぶん早い帰国ですね。」
(んなわけないじゃん・・)

「いやー、毎日のことだけど、ちゃんと寄り道しないで帰ってくるからね」

「・・そうですか。。(?)」

そこへ、その父ちゃんが帰宅。

「あー、疲れたー」

農作業道具をかついで、汗まみれの父ちゃん。

そう、宮古でいう「パリ」とは「畑」のことなのだ。
うっかり方言で母ちゃんが答えてしまったので、先生はものすごい職業だと思ったのでしょう。。
確かに「パリ」仕事はすごい大変で偉い職業だと思う。
(うちにはパリがなかった・・)
関連記事