私は裸族。
普段一人で家にいるとき、私は
裸族である。
そう、本当に
裸族!
開放感に身を委ねて、悠々快適な生活♪
ある日、いつものごとく裸族として過ごしていた。
節約のためクーラーはつけないようにしている。
その代わり2つある窓は全開にして、自然の風を堪能だ。
裸族のままPCでパズルゲームに夢中になっているとき、
外の廊下に人の気配が・・・
ふと窓に目をやると誰もいない。
(気のせい?)
そのままゲーム続行。
一瞬後に
・・
ピンポーン・・
(おおっと、お客さんだ!)
そばに常備しているバスローブを引っ掛けて玄関へ行った。
「はーい?」
「・・あ、あの、ヤク○トですけど、その、き、今日はサービスの案内で・・」
片手にヤク○トを握り締めたお姉さんが、なぜか動揺している。
(あー、そうか。いきなりバスローブで出て行ったらびっくりするよね)
「そ、それで、今日はこれをドウゾ!」
ヤク○ト1本もらった♪
「えー、日を改めてまた伺います」
別に話ぐらい聞いてもよかったのに、サッサと去ってしまった。
それにしても気配を感じてから、チャイムを押すまで時間がかかってたな。
だって、台所の窓のすぐ隣が玄関だし。
そういえば
全開の窓は台所だ。
そして台所から
部屋は丸見えだ。
チャイムを押すまでの、あの間・・・さては
・・・見たな
んでもって何事もなく立ち去ることもできず、仕方なくチャイムを押したに違いない。
しかもバスローブで出てこられたら、そりゃ長話もできないわけだ。
うーん。この場合、明らかに私が悪い。
いくら自分の家だからって外から見られることを考えていないとは、
これは
「見られた」のではなく「見せた」ことになる。
露出狂の痴女と噂される前に悔い改めなければ!
個人的変態ならまだいい(?)が、変質者になったら犯罪だ!
これからはせめて下着くらいは身につけていようと思う。
お客さんの訪問だって、イキナリだしね。
関連記事