整体実習モデル!
数年前のぎっくり腰で大変お世話になった整体の先生が、浦添で開業して繁盛している様子。
引越し作業のせいで体中あちこちパンパンになっていたので、予約の電話をした。
「すいません、もう予約がいっぱいで・・・。」
「あぁー・・そうですかぁ・・。(無念!)」
「それで、よかったらモデルになりませんか?」
(おおっ?!モ、モデル!)
最初モデルの意味を都合よくとっていたが、
「いま実習生がいるので、ちょうどいいモデルになると思うので・・。」
(ああーそのモデルですね・・)
快く引き受けて、さっそく時間都合上今日の夕方に行ってきた。
「よろしくお願いします!」
感じと元気のいい男女二人の実習生が整体を施してくれることになった。
先生が、
「痛いとか強弱の注文は遠慮なく言ってくださいね。
(実習生に)この人は相当カタイからやりごたえあるよ。」
そう言い残して先生はお客様の整体へ。
そして女性が私の上半身を、男性が下半身を同時に開始。
極楽だなぁー・・・♪
と、感じたのもつかの間。
「いっ、いったーい!いっ、いっ、いーっ!」
全身ガチガチになっていたためにちょっと押されるだけでもう痛撃が走る!
極めつけはお尻だ!
「いーっ、痛ーいー!」
遠慮なく、というか恥も外聞もなくうめき声の叫び声をあげた。
すると、
「痛いですよねー。」
おーい。。痛かったら言ってって
手加減してくれる意味じゃなかったのぉー(しくしく)
肩も背中もガチガチで、女性の方もフーフー息遣いが荒くなる。
そして男性も私もハァハァと喘いでいた。
時折角度を変えて押してくる。
激痛が走るそのたびに体中に力が入る。
それを何度か繰り返すうちに、オナラが出そうになってきた。
気を緩めたら暴発してしまいそうだ。
痛みとガスの圧迫感にだんだんと叫び声が小さくなる。
しまいには唇をかんで耐えていた。
「(女性)大丈夫ですか?力加減はどうですか?」
「もう少し強くしてもいいですね。」
「そうですか?わかりました。」
同時にお尻の方も強くなる!
時折声を掛けてくるが、声なんて出ない。
絞り出した声は、掠れきっていた。。。
仰向けになってまた一騒動。
何故こんなに痛いの!?体が硬くなるのは年のせいじゃないのかー?!
(自分の不摂生のせいです。)
終盤になってすっかりおとなしくなった私に、
「どこか痛いところはないですか?」
「全身痛いけど、あのお尻の痛みに比べたら痛気持ちいいです・・。」
「ハハハ。なるほど。」
なんだかんだ言いながら、さすが勉強しているだけあって終了後は体が軽くなった。
腰の曲げも以前よりスムーズで深い。
カウンターでお茶を飲んでいると、隣で先生に整体を受けていたお客様が、
「すごく叫んでましたけど、大丈夫ですか?」
と話しかけられ、しばらく肩こりやストレッチの話をしていた。
そのお客様が次の予約をしているのを見て、私も通うとしたらどれくらいのペースが
いいのか先生に聞いてみた。
返答は、
365日!
相当固まってるということですな。
でも通院する暇があっても金がない。。
聞くだけ聞いて、とりあえず今日のお代を払おうとしたら、
「いえいえ、モデルになってもらったのでお代は結構ですよ。」
マジ?
「毎日でもモデルになりますから、ぜひ!呼んでください!」
と、何度かさりげなく?繰り返し言って帰った。
こんなラッキーなモデルなら、激痛が走ろうがかまいません!
そのうちこの痛みが快感に変わるまで通いたいです!
☆余談ですが、実は整体中、耐え切れずヤッちゃいました。
気づいたのかどうかは尻(知り)たくないです・・・。
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