事実は小説よりイキナリ

実は、先週私の○○回目の誕生日だったのだ。
平日だったけど、夫が

「絶っ対に定時で終わるから、お前も終わらせよ！」

と、その数日前から釘をさしていたので
いつもよりは早く仕事を切り上げたのさ

夫と待ち合わせして一旦家に帰り、
さっそくどこかわからないけどお出かけ。

そして着いた場所は港。

おーう！
ナイトクルージングのディナーだ！

あいにくの天気で夜景はばやけていたが、
初めての体験で、もう心がキラキラ！

メインディッシュ以外はお好みバイキング形式で
ここぞとばかり、私たちは日ごろ不足している栄養補給に走った。



お腹いっぱい食べて、おしゃれなワインを飲んで、
ミニライブを楽しんで、満面の笑顔でディナーを堪能した。
酔い覚ましにデッキで風にあたる。
そして再び船内へ入ると、
２回目のミニライブが開始になった。
１、２曲終わったころ、

「実は、今日お誕生日の方が来ています！」

ま、まさか・・・。
私の名が呼ばれ、おずおずと手を上げる。

「では皆でHappy Birthdayを歌いましょう！」

船内のお客様みんなが手拍子して歌ってくれた（感動の嵐！）
そして、

「ここでプレゼントが渡されます！」

な、なんと！
夫が預けていたらしい大きな花束を抱えて立ち上がった。
思わず私も立ち上がり、

「誕生日おめでとう。」
「ありがとう。」

拍手の照れくささと、夫のくさい演出に
もうグダグダ！



着席するとすぐに誕生日ケーキが
花火をのせて登場！
もう何がなんだかわからない感動で失神寸前。



この計画、実は一ヵ月半前から立てられていたらしい。
仕事が忙しくて毎晩午前様だから
きっと忘れていると思っていたのに・・・。
企画ものが大好きな夫は、毎年楽しませてくれそうだ。