事実は小説よりイキナリ

金太郎を読みながら、今か今かと待ち続け・・・。
時刻は0時を過ぎようとしていた。

さすがに眠い。

もういいや。眠い・・。

もそもそと期待を裏切られたお腹をなだめつつベッドへ。

ターラーラーリー♪

携帯が鳴って、

「ごめんよー！いま駐車場に着いたけどご飯行こうか？」

眠い。だけどご飯は食べたい。食べながら眠れたらいいのにぃ。

とにかく下へ駆け下りていった。
この時間なので、当然ステーキ屋さんは閉まっている。
近場のハンバーグ屋で食べることにした。

とにかく満腹になったので、怒らずにお礼を言ってすぐに寝た。

翌日、今日こそはステーキを奢ってくれるというので、学校が
終わってから何も食べずに（というか何もない）夕飯を待っていた。

時刻は夜中の1時過ぎ。

お腹が空きすぎて、思考力が低下。
自分がどれだけ待っていたのかも考えられず、床に寝っ転がっていた。
二日連続、夕飯待ってトータル10時間以上。

ターラーラーリー♪

「ごめーん！遅くなったけどもう何か食べた？」

「食べてない・・・。」

「じゃ何か食べに行こうか！」

こんな時間に何がある？
今更コンビニ弁当は食べる気しないし・・。

「ラーメン食べに行こう。」

「いいよー。下で待ってる。」

これまた近くのラーメン屋さんで、ピリ辛ラーメンを食べた。
餃子も注文して、チャーハンも２つ。

食べた。疲れた。眠い。Zzzz

しかし、こんな夜中まで仕事して、その上私に夕飯をごちそうしてくれるなんて。
待ちくたびれて眠いなんて、そんな恩知らずなこと言えないです。

本当にありがとう！
忙しい中見捨てずに、餌を与えてもらったご恩は忘れません。

人との繋がりは宝です。私も誰かのために繋がっていたいですね。
貧乏だからって家に引きこもってちゃ、恩返しはできない。

私ももっと人に出会って、ささやかながら誰かの役に立つようになろう！